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Alopecia Style Project Japanのご紹介

先日東京で行われた、ランブス医療美容認定協会のミーティングにて
素敵な出会いがあったので是非Daily Livingの
お客様にもお知らせしたくてブログを書きました。

僕のDaily Livingには毎月抗がん剤治療の副作用や先天性脱毛症、
抜毛症などで髪を失った方がウィッグカットに訪れます。

お客様一人ひとりできるだけ寄り添い、ウィッグカットをしている
のですが、髪を失うってことの悲しさは計り知れません。

そんな中でも僕のお店に来店してくれるお客様は前向きで、
自ら行動できる気持ちを持った方なのだなと、最近思います。

初めてくるお店で、初めてカット。
ましてやウィッグをとらなければいけない状況って、
本当に勇気のることですよね。。

今、僕のできることとしては、そんなお客様が来店しやすく、
当たり前のように美容室を利用できるようにサロンの環境整備をし
完全個室でマンツーマンでじっくりとお客様の話を聞き、
ウィッグカット、自毛のカットをしていくこと。

このランブス医療美容活動を通じて
少しでも明るく、前向きに、元気になれるように、
精一杯努力しています。

で話がいささかそれしまいましたが、先日であったのが
Alopecia Style Project Japanの角田さんと土屋さん。

彼女たちはご自身が先天性脱毛症と抜毛症で髪を失っているのですが
自分たちの状況を赤裸々にかたり、更には同じ悩みを抱えている
方でコミュニティーを広げ、オフ会やイベントをしています。

「ASPJの思い」

髪を失った、たったそれだけのことで、
私たちは稀有な目で見られ、傷つき、涙してきました。
自分の容姿を「隠さなければ」と思いながら鏡の前に立つ。
自分を隠そうとするそんな自分の気持ちに、自らの心を傷つけてきました。
でも本当に私たちの容姿は隠さなくてはならないほど醜いものでしょうか。

髪を失った女性が自分だけの笑顔を輝かせるために。
​私たちが私たちの心を優しく受け止めるために。
イベント・パフォーマンス・講演活動などを行っています。
私たちから、次の私たちへつながり、未来に続く小さな灯りになるように。
違いが優しく溶け合う世界に向けて。


僕としては、少しでもDaily Livingのお客様はもちろんですが、
まだ勇気が持てなく、なかなか外に出れない、美容室なんて行けない。
なんて方にも是非に元気に前向きになってもらいたいので、
そのきっかけになればと思い彼女たちをご紹介させてもらいました。


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